家の中で怪我をした(足の指を骨折した)
自分の不注意なので、自分の責任だからそれはいい。
やらかすのが週末で、週明けの午前中は仕事で怪我した状態で歩き回ったら腰が痛くなる。
怪我した足をかばって変な歩き方をするからね。
医師に杖の利用は有効か聞くと、アリだという。
チャーンス ( ̄∇ ̄+)
実は、何を隠そうステッキに憧れていたのである。
イギリス紳士が持っているようなカッコいいのね。
「名探偵ポワロ」でポアロさんが持っているような握りがスワンのかっこいい杖に憧れてた。
早速、病院の帰りに横浜高島屋へ。
1階のカサ売場の近くにステッキ売場がありそう。両方とも長モノだし、とアタリを付けつつ、念のため案内係に確認すると
「杖売場は7階にございます」
(-"-)・・・・介護用品扱いか・・・・(この時点で少し嫌なヨカーン)
案の定、メインは金属製の花柄杖。長さ調整が出来たり、折畳み出来たりするタイプが主流。
店員に自分の要件定義を伝える
木の一本杖タイプ
持ち手は金属とか象牙とは言わないが、象牙風のアイボリーのプラスチックなど
予算
軽さ、扱いやすさ、コンパクトさ、長さ調整のしやすさなどのメリットから金属製を勧められるも、違う、欲しいのはかっこいいステッキだ。
たとえ、治るまでの1,2か月でもかっこいいステッキを使いたい。
素材を木に絞って選ぶ・・・・・(-"-)・・・・イマイチ・・・・
軸の部分は黒などシンプルでいいのに、和柄などの柄物が多い。印伝とか箱根細工とか・・・・持ち手もそこはかとなくおじさん臭い。
あ!これエジプト神?? よく見たら和柄の兎柄だったよorz
納得行かない顔をしていたら、6階の紳士小物コーナーにも(少しだけれど)杖が置いてあると教えてくれる。
紳士小物コーナーのほうが幾分マシ(←あっ)
金属性だけれど軸も持ち手も、ドンピシャのミントグリーンの杖を発見してグラリとくる。
この色はいい!
だが私が使いたいのは紳士なステッキだ。
持ち手が赤いバラの蕾のステッキを発見!
「黒執事」のシエル・ファントムハイヴみたい!
「ローゼンメイデン」みたい!
(ノ*´Д`)ノオォオォ
これは素敵だ!
だが私が使いたいのは紳士なステッキだ。
結局は銀色(メッキw)のフライツ型持ち手で黒軸の杖に決定。
短く切ると取り返しがつかないので、慎重に長さ調整を行う。
10分ほどで切ってくれて持ち帰り=即使う
ストラップを勧められて、ナルホド必要と感じてセットで購入。
・・・・24時間でダサいと思って外す。
だってポアロさんはストラップなんてつけていない(笑)
当たり前だが、ステッキがあると楽。
怪我した側の反対側の手でステッキを持って歩くと歩きやすいし、腰も痛くならない。
仕事のときは、無理をしなければ杖がなくても平気。
痛みも感じない(良くないことかもしれないが)
怪我をして、一ヶ月経たない時期に取材で北海道に行ったけれど大丈夫だった。
更に別の仕事では、撮影場所の移動に山道(ハイキングコース程度くらい)を歩いたけれど問題なし。
下りでは落ちている木を杖代わりに使う。これもステッキ歩行の経験があったから。
私はどんな経験でも、思いがけない時に役に立つことを実体験で知っているので、ステッキを買って使ったこともよい経験だと思っている。
杖で経験値の上がった建機カメラマン
Satosee!