我家は布団が多い&多かった。
だいぶ処分したのだけれど、まだ一組は残っている。
理由は母が「自分の弟妹が来た時に困る」から。
かと思うと「弟妹が来ても新横浜のホテルに泊まってもらって、食事だけ一緒にすればいい」とも言う。
やっておきたい気持ちと、現状のギャップが埋めにくいのである。
いつか来るかもしれないという時のために、準備はしておきたい。
何故そう思うのか?
前提として母世代が価値観形成をした時代は、布団はそう簡単に用意が出来ないシロモノだったからではないか。
その分、高価でもいいものを買って一生大事に使う。布団店に依頼すれば打ち返しも可能。
私の見解&今であれば、必要になった時点で近所のニトリで買って来ればいい。
布団を定期的に干すなどの維持管理にかかるコストを考えると、必要だとわかった時点で調達すればOK
場所の問題もある。
たとえば3年間で2泊するために布団を確保するということは、3年=1095日の内の1093日はただ場所を塞ぐためだけに在るということになる。
私はそれが無駄なのではないかと考えるのだ。
お互いの前提条件が異なるのだから、双方納得のできる落としどころ、妥協点を探るしかない。
自分が望む方向に近づくように、プレゼンをするのもひとつの方法w
風呂用のスリッパが壊れたので、買い替えることにした。
使うのは私と母がメイン。更に私が風呂用のスリッパが嫌いなので小さめのクロックスもどきを購入。
ちょうどその頃、シャワーの水漏れが発生し業者を呼んだ。
いつもお願いしている業者が見に来てくれたときに、風呂用のクロックスもどきが小さかったらしい。
それを見た母が「何故、業者の男性も履けるような大きいのを買わなかったのか!」と怒ったのだ。
私にしたら、何故いま1回か2回しか使わない業者のために、今後5年は使うであろう風呂スリッパをブカブカで使わなければいけないのか?
正直な気持ちは、解せぬ。
私たちより少しだけ足の大きい夫でさえも「やや小さめだけれど気にしていない。大丈夫」と。
水漏れ修理については、メーカーの修理担当がマイ風呂スリッパをはいて直してくれた。
流石、風呂メーカーの修理担当ともなればマイ風呂スリッパ持参で来るんだね。
ウチが5年=1825日の内の1823日間、不便なブカブカ風呂スリッパを使ってまで対応する必要はなかったじゃん。
母には母の考えあるから全否定はしない。
私は自分と家族の使いやすさ、過ごしやすさを優先するから、折り合わないでガタピシするのである。
足が小さめの建機カメラマン
Satosee!