茅乃舎(かやのや)の出汁(だし)は確かに美味しい!
頂き物で我が家も茅乃舎デビュー。
出汁を取って味噌汁を作る。
おお!美味しいぃぃ。この出汁の味わい!
美味しい!確かに美味しい。でもウチの味じゃない。
使い始めから使い終わりまで、コレジャナイ感が払しょく出来なかった。
憧れの茅乃舎の出汁ですよ
何回か買おうとして、高価な気がして買うのを断念したあの茅乃舎!
でも、でーーーもっ
美味しい!確かに美味しい。でもウチの味じゃない。
じゃぁ、ウチの味ってどんな出汁なのよ。
カツオと昆布の合わせ出汁
多少のこだわりはあるものの、茅乃舎の足元にも及ばない。
でも、ホッとする味
北海道の土産物店で買った日高昆布を7-8センチくらいに切って2枚。
鍋に入れた3人分(750cc)の水に昆布を入れて、一番弱い火で沸かす。
沸かしている間にカツオ節(背節)を削る。
台屋さんの削り器を使って、枕崎産のカツオ節を削ります。
お湯が沸いたら昆布を出して、タッパーに入れて冷蔵庫へ。
昆布は煮物をするときに四角く切って一緒に入れます。
昆布出汁を取ったお湯に削ったカツオ節を入れて、さっきより少し強めの火で6-7分。
ザルで濾して、出汁の出来上がり。
濾したカツオ節はしょうゆをかけてご飯に混ぜておにぎりとか、ぬか床に入れる。
小さくなって削れなくなったカツオ節は、ハンマーでくだいてミルにかけて粉末にします。
煮物を作る時に小さじ半分くらい入れるとおいしい。
子供の頃は煮干し出汁派でした
母が、というか父が味噌汁は煮干し出汁派だった。
1椀に煮干し3尾、頭とはらわたを取り二つに割って出汁を取る。
昭和の頃の煮干しは乾燥が完全でないものもあり、臭みを出さないために頭とはらわたを取っていたらしい。
料理の師匠に聞いたら、今の煮干しはしっかり乾燥が出来ているのでそのまま使ってもOKなのだそうです。
今は主に私の好みで昆布と鰹出汁ですが、煮干しを使うならミルで粉にした方がいいような気がします。
子供の頃、月に一回遊びに行っていた東京の大伯母がカツオ出汁派で、小さくなって削れなくなったカツオ節をおやつにくれた。
カツオ節をしゃぶりながら、買っておいてくれた小学〇年生を読むのが楽しみでした。
大伯母のやっていたカツオ出汁とぬか床。今の私の味覚の原点なのではないかと。
結論
茅乃舎の出汁は美味しい、でも高いw
茅乃舎のようなめくるめく出汁ではないが、いつもの昆布と鰹出汁が一番ほっとする。
というお話でした。
味噌汁が好きな建機カメラマン
Satosee!