取材が一日空いたので、何処かに行こうと考える。
ホテルから3分くらいで海らしい。
”らしい”というのは土地勘がない&雪で見えない・わからない。
海、あった。
雪降る中、起重機船らしきものが見える。
地図を見ると公園がある。横浜で言えば山下公園みたいなものかな?公園を突っ切って海への最短コースをGO
いざ行かん!
うわー!新雪に埋まる!
除雪していない!(冬の公園なんて誰も来ないからねw)
途中、階段の手すりらしきものが見えるが、階段なんて雪に埋まってわからない。
クレーンや建機が見たい・撮りたいがために、ひざ下まで雪に埋もれながらとにかく進む。
誰かがつけた道筋もない。
正しい道も、楽な道もわからない。
ただ、その先にあるものを見たい・撮りたいがために、ひざ下まで雪に埋もれながらとにかく進む。
新雪の中をズボズボ埋まりながら歩いていると、「建機カメラマン」という肩書を引っ提げて進んできた自分の進み方そのものに思えてくる。
自分とは違うルートで建機の写真を撮っているカメラマンがいるのは知っている。
そして自分が選んだルートが道なき道を無理に進んでいることも。
誰もが撮るルートではないけれど、間違ったルートとは思っていない。
効率が悪かったりするかもしれないけれど、試行錯誤しながら自分で考えて選んだルートを進んでいる。
雪に埋まりながらズボズボ歩いて、なんとか建機・重機に近寄ろうとしている自分。
今の状況は、今の進み方に重なる部分がある。
そんなことを考えながら雪の中を歩いてた。
道を拓く建機カメラマン
Satosee!