子供の頃、世界の絶景カレンダーでデスバレー
のような岩山の月になると心底がっかりしてい
ました。スイスの湖とかドイツの城とか、緑や
水の美しい風景は好きでしたが、ベージュや赤
茶色の岩山が美しいとはちっとも思いませんで
した。
その感覚はこの年齢になっても変わっていなく
て、つまらないと思っていました。
でもデスバレーに来て、衝撃を受けた。
なんと美しい場所なんだろう。
苛烈で
過酷で
殺風景で
でも
岩山の凹凸と
青空を切り取る岩山の稜線
無口なのに、そのたたずまいが美しさを饒舌に
語るように
生命を
拒否して
同時に受け入れて
でも何もしてくれなくて
そのままそこに
存在しているだけで
でも
生命への
渇望や
憧れを
奥底に秘めているように
私には思われて
切なくて
美しすぎて
魂が震えて
涙が出そうで
でも
泣くなんて
安っぽい感動では済まされない
泣くことも許さない場所
それがデスバレー
言葉を継げば、継ぐほど
感動が陳腐になりそうで
でも
語らずにはおられなくて。
魂が震えた場所
つまり
魂が共振を起こしたのです。
その場所が
デスバレー
この場所にはまた立ちたい
今回はカメラのトラブルで、不満足な写真しか
撮れなかったこと、
つまり、次回の宿題が出来た。
そして、また来たい
また来なくてはいけない気が強くするから。
CONEXPO-CON/AGG 2020にはまた行きたい。
でも、どこまで必要かどうか3年後の状況が
どうなっているかわからないのも事実。
でも、デスバレーに行くことをセットにしたら
旅行の動機の柱がしっかりしてくるか。
ホテルはサマーリンのラキンタがいいな(^◇^)
Satosee!