観光地の土産物屋になぜか定番としての地位を確立している、民芸万華鏡。
千代紙のような和柄のポリエステルちりめんの布(なぜか赤)をボディに巻いたヤツ。
今迄の人生で2個は買っている。
子供の頃は随分とときめくアイテムで、買ってずーーっと眺めている。
飽きて放置→久しぶりに覗く→ずーーっと眺める→飽きて・・・・・以下略
今は手元にないし、見かけても買わないのですが、中に入っているオブジェクトがびっくりするほど進化していないように感じます。
何故?というくらい。
どうしてリリアンの切れっぱし??
理由の一つとして柔らかい(くにゃっとしている)からでしょうね。編んである糸で糸の自重がそこそこあるから回転するとパサッと移動する。曲がったりして形に変化が出る。色も鮮やか。
プラスチックビーズ?ビニールビーズ??
細いストローをハサミで切っただけのようなビーズ。
今でもあるのかな?あのビーズ。
形が似ているのはアイロンビーズなのだけれど、これの方が形が正確だよね。
入っている量が少ないというかスカスカ
その分回転するたびにカサっと移動するのが面白いのですが。
だからどうして民芸??
それにしても、1816年にスコットランドの物理学者が考案した万華鏡がなぜ、民芸品カテゴリーに入るのか??
考案された数年後には日本にも伝わっている。
誰かが子供の玩具として、コストの安いビーズやリリアンをオブジェクトにして、赤いちりめんをボディに巻いて売り出した。
それが一種の型となって定番化したのであろう。
和柄にして京都の土産物風にして民芸という肩書まで手にして今に至る。
20年くらい前かな、土産物屋で外観はあの形で、オブジェクトが凝っているのを見た。もしかしたらオイルタイプだったかも。
買おうとしたら夫に止められた(-"-)
子供っぽいからヤメロと(>_<)
値段は、当時の民芸万華鏡の3倍くらいの値段だったんじゃないかと思う。
以来、同じものには遭遇していない。
ビニールビーズが欲しくなったカメラマン
Satosee!