以前、書道を習っていたことがありまして、その関連で師匠から書道展の撮影を依頼される。
撮影が終わって、帰るときに師匠に言われたこと。
「お稽古前のあなたの準備は完ぺきだった」
「あなたが辞めたあと、誰も同じようにきちっと準備が出来ないのよ」
そこは見て評価してくれていたのだなぁ、と嬉しかったです。
他にもいくつかフィードバックをいただきました。
褒められたのが素直に嬉しかったし、自分のやったことの評価を聞く機会は少ないので、とても有難く思う。
当時は勤めの帰りに行っていたのだけれど、会社から近いこともありお稽古場に一番乗りしていた。
早く行っても大したことはしておらず、教室の机を全部拭いて、先生の指導用の道具一式を出して並べるくらい。
教室は他の稽古でも使用しており、糊などが付いていたり材料の切りカスが残っていたので、一度拭いた方がいいと思っただけ。
稽古の日程が変わり、他の習い事との両立が出来なくなったので、両方やめた。
半紙を箱買いしたのも、このお稽古用だった。
展示を見ると、一緒にお稽古をした仲間の何人かはその後も継続されていて、美しい書がたくさん。
百人一首や漢詩、小説の一文をペン字で書いたものなど、どれも流麗で美しいものばかり。
なんかね、今やっていなくてよかったなぁ。と。
今、好きな言葉を書けと言われたら、と考えると笑うしかない。
建 設 機 械 と書く以外に考えられない建機カメラマン
Satosee!