夫婦で断捨離に対する考え方が同じで温度差がない場合はいい。
ただ、夫婦のどちらか一方に断捨離ブームが来てしまった場合はどうするか。
鉄則:相手のものは勝手に処分しない
共有のものは相談のうえで処分する。
パートナーが帰宅して「捨てた?!なんで?!」とならないように注意しましょう。
聖域を設ける
パートナーがモノをため込むような趣味でなければ問題はないのですが、収集系の趣味だった場合は注意が必要。
可能なら、趣味部屋などを1部屋確保するのがベスト。
作業や道具で散らかりがちになる、趣味や仕事の人は特に部屋があった方がいいです。
1部屋確保が難しい場合は、部屋の1エリア、クローゼットや押し入れなどの収納を確保してください。
その中のものは絶対に手を出さない。
断捨離熱が高い方:どんどん進めると、目に入る”邪魔なモノ”にイライラし、ストレスがMAXになるとパートナーの同意も得ずに発作的に処分してしまうことになりかねません。
パートナーの部屋の中は見ない、クローゼットや押し入れは開けない・見ない!これを徹底して、自分が見える範囲のみ断捨離しましょう。
くれぐれも断捨離しすぎてパートナーの居場所をなくさないように。
断捨離熱が低い方:断捨離熱が低いということは、モノ全般に執着が強いかもしれません。何もかも捨てるな!と抵抗して意固地になって夫婦仲が険悪になっては元も子もありません。
どっちか1つゲーム(これとコレならこっちを残す。とゲーム感覚で選別する)で思い切って手放すのはいかがでしょう。
どうしても捨てられたくないものは、一か所にまとめてパートナーの目に入らないようにする。
目に入るところに放置すると”邪魔なモノ”認定され、勝手に処分されかねません。
共有スペースについてはスッキリ片付いてよかったね。くらいの気持ちで、シンプルライフを楽しむ気持ちの余裕が欲しいところ。
一にも二にもまず相談
どうして捨てたいか、どうして捨てたくないかをしっかり話し合いましょう。
勝手な判断で、勝手に捨てるのはダメ!ゼッタイ!
お互いの尊重が基本のキ
断捨離熱が高い方はパートナーの趣味やモノへの執着度合いを尊重して、ここだけは手を出さない、好きにさせるという気持ちの余白を設けるとよいです。
断捨離熱が低い方はパートナーの断捨離熱を尊重して、生活に支障をきたさない範囲で処分の裁量権を認めてあげましょう。
やっちゃいけないダメな例
引っ越しの時に自分もコレクションを一部捨てたから、あなたも作りかけのまま何年も放置している車のプラモを捨てて。
と迫って捨てさせる。
旦那本人はそういうことがあったねー、もういいけど。と言ってくれても、私自身が覚えていてひどいことをしたと今でも後悔している。
自分もコレクションを一部捨てたと言っても、それがどのくらい大切だったかの判断基準が曖昧です。
自分では等価交換な気持ちでいても、相手が『”そのテード(価値がわからないから軽んじられる)”のモノを処分したくらいでこちらの大切なモノを手放すわけにはいかない。だって等価交換じゃないし。』と思われたらもうダメなのです。
どうしても痛み分けで処分するなら相手から見て、自分の所有するものの中でどれだったら等価交換となるかを聞きましょう。
ああ、それだけは絶対に無理!捨てられない!と思うなら、相手も己の所有物に同じくらいの気持ちを抱いているのです。
ヒートアップし過ぎないこと
断捨離熱がヒートアップしすぎるのもよくない傾向ですし、趣味や収集がヒートアップしすぎるのもよくない傾向です。
私が断捨離を頑張ってモノを減らし続けているのに、パートナーがものを増やし過ぎる!という具合に、バランスを崩さないように。
対話無くして断捨離なし
よりよい生活のために楽しい断捨離ライフを!(え?こんなまとめでよかったのか?ww)
家族全員がそれぞれ聖域を持っている建機カメラマン
Satosee!