字が汚いことがコンプレックスだった
左利きだったことを逃げにしていたのかもしれません。
とにかく字が汚かった。自分で書いたものを見返すのが嫌だった。
授業の板写をする→焦るので字が汚くなる→見返すのが苦痛(字が汚い事の自己嫌悪で落ち込む)
じゃぁ家で清書をすればいい!と考えるわけだが、綺麗に書こうと張り切り過ぎて継続しない。
集中して丁寧に書けば幾分マシではあったが、筆圧が強く鉛筆をギッチリ握る癖があり、すぐに手が痛くなり長時間の筆記に対応していなかった。
丁寧に書こう=時間がかかる、手が痛くなる。
清書がはかどらない=授業の進行について行けなかった。
いま思うと本末転倒というか、バカだったわー(笑)
きれいな学習ノートを作ることが目的になっていた
カラフルに色を多用してきれいなノートを作る
出来上った達成感で満足する。
それは、きれいに絵が描けた、きれいな刺繍が出来たと同じレベル。
肝心の内容が頭に入っていない・・・・ダメじゃん(>_<)
自分のルールにがんじがらめになる
大事なことは赤い字で見出しを
補足事項は緑の字
教科書からの引用は黒い字
etc・・・・・
ノートつくりの細かい作成規定を自分で決めて、そのルールに縛られていた。
きっちり詰めて書く=やった気になっていた
一行も開けずに丁寧にぎっしりノートを埋める。
ギッチリ埋めたからやった気になる
何ページも書こうとすると集中力と手がもたずに段々字が乱れてくる。
汚い=見返したくない
A型気質が変な風に出て、きれいに書くべき教に入信してきれいに書けなかったら無意味と思っていましたね。
新学期は新しいノートにテンションが上がって張り切って書くが、段々字が汚くなって、書く気が失せてきて、中途半端に終わる。
学生の頃は、ノートを一冊使い切ったためしがなかった。
そのくせ、新学期になると親に新しいノートを一揃い買ってもらっていた。
ひとりで買い物が出来るようになると、この「新学期のノート選び」はとても楽しい恒例行事だった(^_^.)
いま思うとバカだったわーwww
義務教育程度であれば、頭のいい悪いで大差がつくことはなく、効率の良い勉強方法、自分の頭に入り易い勉強方法さえ身に付ければ基礎学力は十分に養えるもの。
今更気がついてもねー(笑)
でも、字が汚いコンプレックスは克服できたから、いまはノートを書くのは苦痛ではない。
Satosee!