もしあなたが「"好き"を仕事にしたい」なら、道を極めてはなりません。
道を極めることを目標にするなんてもっての他です。
ダメパターン1
道を極めてトップレベルになった時に仕事をしよう
断言します。仕事になる日は永遠に来ません。
第一、道を極めた!トップレベルになった!と云うのは誰が判断するのでしょうか?
ダメパターン2
"好き"を仕事にしながら道を極めて行きたい
あなたの目的は、お客様をハッピーにすることではなく、自分が道を極めることですか。
お客様を踏み台にして、自分を満たしたいだけなのでしょうか。
じゃぁ、OKパターンって何?
"好き"を仕事にしながらお客様をハッピーにしてゆきたい
お客様をハッピーにしてゆきたいと、一所懸命"好き"を仕事にしているとどうなると思います?
知らないうちに道が極まっているのです
そもそも、極めたという到達点はどこでしょうか。
本当に好きなことなら、極めたという到達点は存在しません。
クリエイターに限らず、常に進化を目指すのであれば、到達点・終点は有りません。
ポルシェ911はスポーツカーの最高傑作と言われていますが、ポルシェはポルシェ911のみで継続しているでしょうか?
もちろんNOですよね。
ポルシェ911を改良し、細かな進化を繰り返し、924、928・・・・・ボクスター、カイエンと進化を続けています。
到達点は同時に通過点でもあるのです。
つまりこういうこと
↓
『まだ足りぬ 踊りおどりてあの世まで。あの世にても、練習、練習。』
6代目尾上菊五郎さん辞世の句のアレです。
好きを継続するのは楽しいと同時に、とても辛いことです。
辛いのにそこまでして、何でやるの?
好きだから。
好きで始まり、好きに終わる。
道を極めてはならない というおハナシでした。
Satosee!