ぎっちょ
私が乙女と言っても石を投げられなかった頃、年配の女性に「ぎっちょ」とよく言われました。
お中元配送承りでバイトしていた時などは、伝票の記入時に
「アラ!ぎっちょだわ!」
「ねぇ!○○さん!来て!ぎっちょ!この人ぎっちょだわ!!」
呼ばれた○○さんも「アラ!ホントぎっちょ!」
「よくソレで字が書けるわねー」
「親も直さなかったのかしらねー」
自分が左利きなのは事実として、親の教育方針まで否定されるいわれはないぞ!
顔には出さずにスルーしていましたが(^_^;)
お箸も左なので、外食の際に居合わせた年配の女性にもよく言われたわ。
最近はこのような無礼な物言いに遭うことはほとんどありません。
語源がどうのではなく私は自分に言われたときに差別的、侮蔑的言葉だと受け取っていました。
私が不愉快に感じた時点でアウトなのよーん(私の感情のルール)
いま思うと「ぎっちょ」という言葉云々より、左利きと言うだけで見世物や正しくない存在のように扱われたのが嫌だったんだ。
言った当人たちは悪気はない(悪気がないのが一番タチが悪いのだが・・・・)
右利きが正しくて、左利きは過ち。
子供が左利きであれば親が、右利きに矯正すべきである。
という価値観だったのだろうし。
その代り、今でもよく言われるのが
「左利きなんだ。じゃ器用なんだね!」
これ言われると本当に返答に窮します。
自分では器用ではないと思っているので(@_@;)
やむなく
「これが不器用なんですよー。左利きなのにアハハ・・・・・(^_^;)」と自虐ネタで返すようにしています。
右利き仕様の世の中で怪我もせずに生き抜いているということは、あるイミ器用なことかもしれませんね(笑)
両親には感謝しています
左手の甲にマジックで大きく×を書いて、左手を使うと叩くなどの矯正方法もあったようですが、両親はあえて矯正しなかった。
矯正されていたら別の部分で影響がでたかもしれず、一人っ子で他人との距離感が上手く取れないところに他の影響も加わり、コミュ障になっていたかもしれません。
ハサミは右ですが、左でも使えます
家に右利き用のハサミしかなかったから、使っていたら慣れました。
右利き用のハサミを左で使うことも出来ます。あまり細かい作業は出来ないけれど。
右手を怪我した時は、左手でマウス、ハサミを扱っていました。
まぁOSの違いのようなものです。
WinかMacの違い程度の話です(^^)/
Satosee!