待たせるのは席に座らせてから!
取材で出た先でラーメン店に入った。
平日夜の7時過ぎ、割と広めで客席数も(ラーメン店)にしてはそこそこあるが、数組しか入っていない。
空いている席に座っていいのか、場所を指定されるのかわからないので、1名であることを申告して店の奥に進もうとすると、女性店員から
「(入口の)椅子に座ってお待ちください!」
あ、ハイ(^-^; (空いているのに・・・・・・)
たっぷり3分は待たされた。
女性店員は出来上がった料理を運ぶのが忙しいらしい・・・・?
途中でやめて帰ろうかと思うものの、ブログのネタになりそう(ヲイ)
そのまま待って、ようやく席に座ることが出来る。
注文を済ませて料理を待っていると、仕事終わりらしきサラリーマン2人組が来店。
空いているし、とりあえず座ろうと店の奥に進みかけると、女性店員から
「(入口の)椅子に座ってお待ちください!」
待てと言われてもすぐに通されると思ったらしい2人組はそのまま立って待ち続けるも一向に席に案内される様子はない。
私も3分は待たされたしなぁ・・・・・案の定、体感で1分くらい経過したところで2人組は去っていった。
しばらくして女性店員が2人組を案内しようとするが、客がいない。
店の外に出て
「お客様~、お客様~?」
しびれを切らしてよその店に行ったよ(^-^;
昔読んだ漫画で接客が苦手な人に客対応を教えた店長の言葉
「申し訳ございませんと少々お待ちくださいを言っておけば客はキレない」
(うろ覚えなので言葉はちょっと違うかも)
これはなかなかに真理。
客が不安になったり怒ったりするのは、自分がないがしろにされているかも、自分の事を忘れられているかも、って感じるとき。
あなたのことは忘れていませんが、今ちょっと手が離せないので
「申し訳ございません。少々お待ちください」
というだけで、大抵の客は待ってくれる。
待たせてもいい
程度にもよるが同じ3分でも(空いているのに)席に着けないまま待たされるのと、とりあえず席についてメニューを見ながら待つのとではイライラの体感も違うもの。
水出しだって後でいいし、注文が受けられる状況ではないなら、
「申し訳ございません。少々お待ちください」
とか
「はーい、お伺いしますので少々お待ちください」
とでも言っておけばいい。
酒と食事が目的なら、とりあえずビールだけでも出しておけばいい。
席に着いてからなら少々待たせても帰ることはない
でも、空いているのに” 席に着くのに ”待たされると、かなりの割合で客は去って行く。
客を待たせてしまうことはやむを得ないとして、そのタイミングを見誤ると、機会損失になるというお話でした。
ネタのために待ってみた建機カメラマン
Satosee!