カメラをやっているのだもの、やはり作りたい写真集
ええ、やっぱり作りたいですよね、写真集。
ましてや、ポートフォリオも兼ねて、写真の作風を確認してもらうために印刷して手渡しして営業したい。
でもちょっと待って、自費出版で写真集を出すの?
一歩間違えたら、出版ビジネスに食い物にされて終わり。
今はフォトブック作成のサービスが多いから試しに1冊作ってみるのもひとつの方法。
何で1冊?
フォトブックサービスはWeb上や、アプリ、ソフトなどをダウンロードして写真を配置することが出来る。
操作がわからない時は自動割り付け機能も使える。
1冊作って手元に届いて、最初は嬉しくて何回も見たり、友達に見せたりするわけですが、だんだん気に入らない部分が見えてくるもの。
文字を入れたら誤字だったorz
この写真よりあっちの写真を見開きにした方がよかったかなー
すごい出来上がりを期待していたのに、ちょっと違った、紙質が、製本が、レイアウトが・・・・
気になる部分を修正するもよし、別のフォトブックサービスで作ってみるのもアリ。
ポートフォリオ、作例集としてクライアントに配るのにフォトブックは単価が高いからダメ
そう言う人はネット印刷を試してみよう。
こちらも最初は1-10部のオンデマンド印刷から
理由はフォトブックと同じ。
文字を入れたら誤字だったorz
この写真よりあっちの写真を見開きにした方がよかったかなー
すごい出来上がりを期待していたのに、ちょっと違った、紙質が、製本が、レイアウトが・・・・
うっかり、オフセットで300部とか3,000部印刷してしまって、誤字が、気に入らない部分が・・・・ああああ!ってなるなら、オンデマンドでお試し版を作った方がいい。
予算がない場合はなおのことおススメ
いきなりA4サイズ・フルカラー・コート紙135kg・36ページで3,000部の印刷代は出せない。というケースもあると思います。
でも、A4サイズ・フルカラー・コート紙135kg・36ページで30部の印刷代なら、すぐ出せるということなら30部だっていい。
配布しているうちに、ああああ!しまった直したい!という部分が見つかったら、次の印刷の時に直して増刷すればいい。
最初は10部、次は20部、次は50部・・・・そうやって増刷して配布しているうちに1年くらい経つと、内容を変えたいとか、新しい作例や実績を入れたくなる。
そしたら新しいものを作るのもいい。慣れてきたら最初から100部とかまとめ刷りをしてもいい。
当たり前ですが、1部より10部、10部より100部、100部より1,000部と一回の印刷部数が増えると、1冊当たりの単価が安くなります。
例えば
A4サイズ・フルカラー・コート紙135kg・32ページの中綴じ製本で1冊作って3,880円
A4サイズ・フルカラー・コート紙135kg・32ページの中綴じ製本で1,000冊作って121,500円、つまり1冊当たり121.5円
オンデマンド印刷で1冊だけの印刷は可能ですが、単価は高くなる。
オフセット印刷で部数を多く印刷すると、単価は下がる。
900部と1,000部の印刷代の差が5,000円もしないとか。
さらに、配送料もかかるのでお試しの1冊もほどほどにしないと、割高な写真集ばかりになるので注意。
ただ、最初からすごい写真集を完成度高く作ろうとするより、サンプル的なものから作ってみるといいということ。
PCで自分の撮った写真をながめて、いつか写真集を・・・・と妄想を膨らませるより、1年ごとの振り返り用として、ベストショット写真集を作る方がいい。
アウトプットはこまめに。ってことだね。
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これ、ブーメランだわ。自分も作っていないから作りたい。
まずは目の前の取材旅行!な建機カメラマン
Satosee!