気持ちは一歩踏み出す
気持ち的には常に一歩前へ、一歩先へと常に考えます。
ええ、気持ちだけは。
実際には無理そうなら先に進みません
確認して無理そうなら先に進まないし、無理そうって言います。
それで建機カメラマンとか言っちゃう?
はい、言います。プロだから先に進まないと考えています。
むしろ無理そうなのに「平気です」って進んで事故を起こすことが怖い。
これだから女は!
これだからオバサンは!
言われない努力はするべきだとは思いますが、体格・体力で追いつかない部分があるのは事実です。
精神的には負けない気概があっても、体力的には負けてしまう部分があるのもわかっています。
自分単独なら道で転んで前歯を折ろうが、自己責任だと思います。
でも、撮影の仕事を受けて現場やマシンヤードに行った時に、事故が起きると自分だけの問題では済まなくなるのは想像に難くない。
関係各所に迷惑をかけることになるし、もし公共工事の登録がある会社であれば指名停止の理由になる場合もあります。
例えば
○安全管理措置の不適切により生じた公衆損害事故
○安全管理措置の不適切により生じた関係者事故
に該当することになるかもしれない。
自分が雪道歩行が上手くないことなどは自覚しているので、無理そうなら、無理しない、無理と申告することを心がけています。
実は工事現場で足場の悪いところを降りる必要があった時に、やや危ない気がしたので、ちょっと無理かもです、と早めに申告。その上で回り道をする、下の撮影は他の人に任せる、上から工夫して撮るなどの対策を考えていたところ・・・・・
パワーショベルでならして階段風に足場を整えてくれたのです。
ありがたいやら、申し訳ないやらでしたが、おかげで下に降りることが出来ました。
こういう余計な手間は掛けさせないに越したことはありませんし、本来余計な工数を増やすべきではないとも理解しています。
それでも事故を起こすよりははるかにマシだと思います。
自分が出来ることを甘えたり、依存して人にやらせることと、出来ないことを助けてもらうことは、同じ行為でも全然違うと思うのです。
人に頼るのが実は苦手です。
出来ないというのも怖いです。
でも、事故を起こして迷惑をかけるのは、とてもとても怖いので、無理はしないし、危なそうならすぐ申告。
安全第一な建機カメラマン
Satosee!