3月に紅の赤の写真展を開催したシルクセンター
ギャラリーの隣の三晃パールさんの店舗写真です。
とても残念なことに、もうこの内装はありません。
耐震補強工事で、現在は臨時店舗となっているのです。
昭和40年代に500万掛けたアクリル照明の内装だそうです。
この当時の500万円というから今の価値で700-800万くらいでしょうか。
ホテルニュージャパン火災のあとに消防法が改正されているので、今はこのような照明の設置は出来ないそうです。
三晃パールさんは首の長いスプリンクラーを設置していました。
シルクホテルだった頃は大桟橋に船が着くと外国人が多く宿泊したとか。
DUTY FREE Shopということもあり、椅子の高さが外人体型に合わせてあります。
少しレトロで落ち着きのある懐かしシックな内装。
宝石店なので照明もきらきら明るく、カーブを描いて天井を覆うアクリル板の照明と丸ライトのバランスが素敵です。
こういうものは一度壊すと再設置が出来ないもので、本当にもったいないと思います。
そんな素敵なお店の撮影の機会をいただいたことに感謝。
かつてここがホテルの宿泊客のショッピングモールだったころは、船がつくたびに東洋の、日本の真珠や宝飾品を買い求める異国の民でにぎわったことでしょう。
Satosee!