大阪の市立中学校長の発言
http://mainichi.jp/articles/20160312/k00/00m/040/135000c
いや、いわんとすることは理解する。1/50くらいは。
私も男女ともに学ぶだけ学んで、あとは働け。的なキャリア形成のルートが1本しかないような今の仕組みには疑問を感じる。
その枠組みに乗ってしまうと、結婚-出産-子育てをどこに挟みこんでいいのかわからなくなってしまったことも。
これ女性だけじゃないから、男性も同じだから!
大人の学びなおし、というかキャリアアップのために、キャリアチェンジのために社会に出た後に学ぶ機会があればいいと考えている。
何をしたらいいか、何をしたいかが分からないから大学に行く、がアリなら、
何をしたらいいか、何をしたいかが分からないから働く、もアリではないかと。
男女関係なく、義務教育の後のルートの選択肢がもう少し多くなるといい。
今の枠組みを否定はしないけれど、選択肢は多くして個々の生き方に沿わせる枠組みがあればいい。
固定された枠組みに、生き方をそわせる仕組みがほころび始めているから今の状況なのではないかと私には見えるから。
たとえば生命保険。すごく複雑でバリエーションが多い様に見えるけれど、基本は数個。
オプションなどでバリエーションを増やしているに過ぎない。
無駄に枠組みを増やせばいいと言っているわけではない。
基本のルートをもう少し増やして、後はオプションで対応すればいい。
基本の枠組みを増やす働きかけもしないうちに、女性はとにかく2人生め、子育て終わってから学べばいいとはどの口が言うか、って話。
だいたい生む前に、結婚はどうするの?相手は?
たとえば同級生同士であった場合にどうしろと?
男性側だけ学び、社会に出てキャリア形成しろと?
その間の生活費は?
まさか、男性側は生活能力がある年代であるべき?と考えているとか??
極論かもしれないけれど、その「まず女性はとにかく2人生め、子育て終わってから学べばいい」生き方を自分の娘や孫に勧められますか?ねぇ校長先生?って話。
いや、いわんとすることは理解する。1/200くらいは。
枠組み、仕組みが増える、変わるのには時間がかかる。
だから、今考えないと、いま声を上げないと、と考えている。
だから、私が騒いでも仕方がないかも知れないと思いつつ、ブログで稚拙な考えを垂れ流しているのだ。
件の校長も、先に生んでもらって、必要ができたときに教育の機会を与えてやろうってと思っているのか?
そういうニーズが増えて、困った女性が「日本死ね」ってブログが出たらそのときに考えればいいとでも?
大阪の市立中学校長の発言
http://mainichi.jp/articles/20160312/k00/00m/040/135000c
まぁ、この情報だけでは、問題の発言だけしかクローズアップされていないので、
もしかしたら、「まず女性はとにかく2人生め、子育て終わってから学べばいい」実現のために、私財をなげうって粉骨砕身働きかけをしている人なのかも。
枠組み、仕組みが増える、変わるのには時間がかかる。
じゃ、こうやってみんなで考えてゆけばいい。
私には関係ない、恩恵をこうむれないから知らない、なんて私は考えていない。
Satosee!