誰かが自分の良さを引き出してくれるかもしれないという幻想ジプシー
この「誰かが自分の才能を見出してくれるかもしれない」幻想ってやっぱりマンガなどの影響なのではないかと仮説を立ててみる。
もしかしたら私だけかもしれないけれど(^_^.)
平凡な女の子が何気なく歌を歌っていたり、踊っていると「こ、この娘(こ)は・・・・・?!!」とかいって才能を見いだされちゃう系のストーリー。
王道は「ガラスの仮面」でしょうけれど。
小中学校の辺りはこういうのをたくさん読んでいたためか、「誰かが自分の才能を見出してくれるかもしれない」幻想がありましたよ。
学校に外部から見学とか来ると「こ、この娘(こ)は・・・・・?!!」とか言われちゃうかな( ´艸`)ムププなんて考えていたモンなぁ・・・・・(大笑)
中学高校の辺りでも、アイドルのデビューのきっかけが「原宿を歩いていたら、スカウトされた」というのもよくあったから、なんかそーゆー棚ボタ的な僥倖があるかな。と勘違いしちゃうわけだ。
ちょっと考えれば、数多のアイドル・タレントの中でも一握りにしかない事であろうに、その確率を身近なレベルに当てはめてしまうのでしょうね。
そして高校以上になってくると、今度は自分のリソースのボトルポンプを誰かが押してくれる。
自分はやれば出来る子、ボトルポンプを押してくれれば、チャンスがあれば上手くやれる。
そのポンプは誰が押すのでしょうか?
自分ですか?
親ですか?
学校の先生?
会社の上司?
自分の才能を見出してくれた誰か?
押したら何が出ますか?
自分が頑張ってきた蓄積の結果?
自分も知らない新たな才能?
押されるからなんか出ているだけ?
いつも同じものが出ますか?
分離していませんか?
沈殿したもの、あるいは上澄みだけ出ていませんか?
いつも同じものしか出せない?
複数のリソースの分類や使い分けは出来ていますか?
もしあなたが、いい年齢のいい大人だったら、そろそろ自分というボトルにどんなリソースが入っているのか、入れることが出来るのかをご自身でお考えになった方がよろしいかと。
※”いい年齢・いい大人”が何歳か、自分が該当するか否かはご自身のモノサシで判断してね※
そしてただポンプを押すだけ(アウトプット)だけだとリソースは確実に枯渇する。
それを補給(インプット)しないと安定してポンプから出すことが出来ない。
しかもインプットしたものをブレンドする、自分流にカスタマイズするなど自分のリソース化することも必要だと思います。
才能はよく振ってからお使いください というオハナシでした。
Satosee!