ジャッキーに学ぶ「やり遂げようとする情熱」
「映画くまのがっこう~ジャッキーとケイティ~の」ネタバレが含まれています。
ご注意ください。
※写真は本文とは関係ありません。
ケイティの好きな花をプレゼントしたい。早く元気になって欲しい。
そんな一心からジャッキーは奮闘します。
ケイティと一緒に行った花畑は、雨で増水して流されてしまいました。
ケイティのお父さんに諦めるように言われますが、ジャッキーは諦めません。
花屋→取り扱っておりません→でも山の上になら咲いていますよ。
普段だったら一人で行くことも無いような山の中を進みます。
「ケイティの好きな花をプレゼントしたい。早く元気になって欲しい」
その気持ちを原動力にして、危なっかしい丸太橋も確認しながら渡ります。
バランスを崩してもまた進みます。
転んでも泣きません。また進みます。
実は心配性の兄たち(11匹!)がこっそり後を付けています。
転んだときも、思わず手を出そうとする兄を他の兄が止めます。
黙って見守ろう。
これ、意外に難しいです。
たくさん摘んだ花も、小さいジャッキーが抱えて走るそばからこぼれ落ちて行きます。
山を下り、ケイティの家の目前で転んだ時に、とうとう最後の花も折れて、茎から外れてしまいました。
くっつけようとしても元には戻りません。
頑張って頑張って、最後の最後でとうとうジャッキーは泣き出してしまいます。
そのとき、頭上から花とお兄ちゃんの声が降ってきます。
ネタバレが目的ではないので、この先は省きますがケイティにお花をプレゼントして、彼女は元気になってめでたしめでたし。
「はじめてのおつかい」的ハラハラと微笑ましさを感じつつ、目的を遂行しようと頑張るジャッキーに「やり遂げようとする情熱」を感じるわけです。
手法が正しくなかったかもしれない、もっと早いうちに誰かの手を借りる選択肢もあったかもしれない。
それでも「やり遂げようとする情熱」が1番の原動力だと気づかされます。
頑張っているからこそ、他の人も手を貸してくれるのです。
自分も含めて、大人になると変なプライドやなんやらが「やり遂げようとする情熱」の邪魔をします。
出来ない言い訳、しない言い訳を腕一杯に抱えて立ちふさがります。
出来ない言い訳、しない言い訳を腕一杯に抱えていてもいいです。
それでも走り出してみませんか?
そうすれば、出来ない言い訳、しない言い訳が抱えて走るそばからこぼれ落ちて行きます。
転んでもその先には「やり遂げた自分」がいるのです。
いささかこじつけ臭いですが、転んでも泣かずに進むジャッキーの姿に「やり遂げようとする情熱」をみたのです。
Satosee!